ナルシスト シンガー
大学3年の冬、派遣の仕事で出会った男性の話。
仕事は大学入試の試験監督補助や受付を担当するものでした。そこで受付担当に割り当てられたのがTさんと私。
4つ上の25歳。大学を休学していた関係で数ヶ月前?まで関東の大学に通っていたらしく、
4月から関東の大手食品会社に就職するまでの間、地元に戻って派遣をしていたとの事。
休学していた間は超大手レコーディング会社で働きながら歌手活動もしていたそう。
👦🏻あんな歌手やこんな歌手にもあったことがあってさ…
「当時はライブハウスで弾き語りやってたんだけど、ファンの女の子から言い寄られちゃったこともあってそれはちょっと困ったね😉」
俺イケてるだろ?😎と言わんばかりの得意げな表情で過去に歌手として人気を集めていた話を永遠と…笑
当時の私にはその語る姿が堂々としていてかっこよく見えた。
弾き語りの動画なんかも見せてもらって、多彩で高学歴で、器用なんだなーと感心。
仕事中はこうやって雑談する時間も多く、
隣で6日間過ごしているうちに段々気になってきていた。
一緒に働いていた主婦の方から
「Hくんといい感じじゃない?( ˆωˆ )お似合いよ♡」
「気になったりしない?」
なんて言われてからなんだか余計気になってきちゃって。
6日目の最後、
どうにかまた会えないかな…と思って思い切ってLINE!
👩🏻「○○さん6日間ありがとうございました!
良ければ今度就活の話もっと聞かせて欲しいです^^」
👨「いつでも相談のるよ!
今仕事暇だからこっち来てくれたら話せるけどどう?」
この返事に喜んですっ飛んでいきました笑
結局、彼の仕事終わりまでずっとお話。
その流れで帰り道お祭りも行っちゃっていい感じに。
それから何度かご飯に行く仲に♡
ある日彼から連絡が来て、カフェでお茶でもしようと。
予定の日がバレンタイン近くだったので、チョコを用意して帰りに渡そうとしっかり用意。
話は盛り上がり、なんだかんだ夜9時まで話していた。
そろそろ帰ろうかと店を出たと思いきや、
👦🏻「やべっ!俺の終バス行っちゃう!」
「ごめん先いくから!いいよ!ごめんね!」
と言って突然走り出して行ってしまった😅
いいよって…^^;笑
女の子送り届けてから帰るくらいのジェントルマンしておくれよ…と思ってしまった笑
てか終バスの時間確認せぇ…
結局チョコも渡せずじまい。
遠くから彼がバスに乗れたか見ていたら、バスのドアゴンゴン叩いてやっと乗れていた(苦笑)
なんかこれで一気に冷めてしまいました😇
最後まで自己中な彼は裏切りませんでした。