ビリージョエルのピアノマン

こんばんは。

 

 

ビリージョエルの「Piano Man

聞いたことありますか? 多分1度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。

 

先程父がこの曲を流していて、よく聞いてみたらいい事言ってる。なんやこの哀愁漂う歌詞:(´ºωº`):

 

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BILLY JOEL/Piano Man

 

土曜日の9時
常連客が次第に店に入ってくる
僕の隣には老人が座っていて
一人っきりでジントニックを味わっている
 
彼は言う、「なあ、あんたあの懐かしい曲をひけるかな。
はっきりとは覚えていないんだが、
もの哀しくて甘いやつでね、あの頃は完璧に知っていたんだが
わしが若い恰好をしていた頃にはね。」

歌ってくれよ、ピアノマンさん
今夜は俺たちのために歌ってくれ
みんな何か聴きたい気分なんだよ
あんたのお陰でいい気分になってるのさ
 
バーテンダーのジョンは友達だ
いつも僕にただで飲ませてくれる
ジョークも上手いし、煙草の火だってすぐにつけてくれる
でも彼が本当にいたいのはここじゃないんだ
 

彼は言う、「ビル、ここは俺をだめにしちまうよ。」
彼の顔からは笑顔が消えている
「俺は映画スターになれる人間なんだ、
ここから抜け出すことさえ出来れば。」
 
ポールは小説を書く不動産屋だ
それで婚活する暇もないらしい
彼が喋ってるデイビーは海軍に入っている
多分一生そのままだろう
 

ウェイトレスは客扱いが巧みで
段々と酔っぱらっていくビジネスマンを上手くあしらってる
そう、みんな孤独っていう名の酒を共有してるだけだ
それでも一人で飲むよりはましだからね
 

今日は土曜にしては客の入りがいい
マネージャーも僕に笑顔だ
彼は客が僕のために集まって来ているのを知ってるから
少しの間だけでも現実を忘れるためにね
 
ピアノはカーニバルのように響き
マイクはビールの匂いがする
客らはカウンターに座り、僕の瓶にチップを入れる
そしてこう言う、「あんた、なんでこんな所にいるんだ?」ってね。

 

https://ameblo.jp/ael-blog/entry-12322419467.html

より

 

ビリージョエルは今や米国音楽界の重鎮。

彼が成功を掴むまでの若き日を描いたこの曲。

 

彼自身、バーでピアノの弾き語りをしてチップを稼いでは日の目を見る日が来るのを待っていたそう。

 

なんか、上手く考察は出来ないけど。

 

老人が若い頃によく飲んだであろう、安いジントニックでいい感じに酔ってるのがもうエモい。

 

ビリーは

「僕はコロンビア大学に入るんじゃなくて、コロンビアレコードに入るんだ。だから単位は必要ない。」と言って高校中退しちゃうような自信家。

成功しちゃえば一気にかっこいい台詞なんだなぁ。

 

音楽で有名になるって茨の道だろうに、

ブレない男はかっこいい。

 

 

 

映画スターを夢見るバーテンのジョン、

自称小説家で不動産屋のポール、

海軍にいて婚活する暇の無いデイビー。

 

老いた彼らは、

かつて夢みた日を懐かしみバーに集まる。

叶わなかった夢を持っていて、心に一抹の寂しさを抱えた人達。

悲しさを埋めたくて、そんな気持ちを癒したくて、「あの懐かしい曲をお願いできないかな」皆ピアノマンに一曲頼む。

 

どこかもの悲しげで、

でもそこに集まる人達の心はピアノマンによって満たされていくその情景がエモい。

 

最後の「あんた、なんでこんな所で歌ってるんだい」ってピアノマンにいうセリフは人生の先輩からの助言なのかな。

 

夢を追うことは素晴らしいと思う。

もちろん夢を叶えられたら最高だけれど、叶えるためにガムシャラになった日々が自分の糧になって、必死だったあの頃から一皮むけて余裕のある大人になれるんだろうなぁ。

 

あんな日もあったなって懐かしむ彼らのような人も素敵だ。

 

 

 

余裕のある大人になれると信じて日々精進して参ります。

最近、小さな目標を見つけたので、がんばろうと思います。

 

 

エモエモなめっちでした。

 

 

 

 

 

 

今日のパンツは🏰です。